秋旅 2日目 ゴミのプレゼント
冬用寝袋で快適な目覚めだ。
トイレに行こうと立ち上がると、
なんだ?
自転車の横に白いパンパンのビニール袋。
透けて見えるのは、ペヤング。
昨日ペヤング食べたっけ?いや食べてない。
またか・・・
たまにこういうことがある。
「あなたのところにゴミ置かせてもらいますよ。
これであなたのゴミになりましたね。
宜しくお願いします。」
というやつである。
どういう心理なのだろうか実行する方は。
ま、片付けてあげますよ。すぐ近くにコンビニあるし。
さて、今日はどこまで行こうか?
6(金)7(土)が雨のようだから…まぁ100kmは走ろう。
北上、旭川方面へ。
・・・・・・
石のキティがいた。
いくらするんだろうか?調べてみる。
大きいやつは150cmくらいだろう。
値段は…170万円。
まぁ、石造りだもんな。
3トンのキティをいかがですか?
・・・・・・
以前も通ったような道を進み、イオン三笠に到着。
まだ10時だが昼食にしよう。
日陰だと少し寒い。
昼寝をしたいが寒いし、イオンのベンチはまずいだろう
昼寝ができそうな公園を探す。
…近くに公園はないな。
大きくてベンチがありそうなところは、美唄市の中央公園だ。
約12km。昼寝のために走ろう。
・・・・・・
ドラキュラの葡萄。気になる。
・・・・・・
美唄市街に到着。
中央公園に向かう途中に年季の入った市立病院。
赤レンガ造り、珍しいな。
調べてみると、現在の赤レンガ造りの建物は1966年にできたそうだ。
建て替えの話も出ているようだが…
中央公園に着くと児童がどっさり。
子供たちの前でベンチ昼寝はやめておこう。
違う公園へ。
・・・・・・
美唄駅前の旭公園にやってきた。
いい感じだ。さっそくベンチ昼寝。
痛っ…
木製のベンチは、ササクレがすごかった。
スパッツに刺さったササクレを時間をかけてとる。
ササクレがなさそうなベンチに移り昼寝。
・・・・・・
日光浴昼寝で体力回復。出発。
どこまで続くんだ、この直線は。
国道12道、日本一の直線道路。
なんと、29.2km!!
北海道を感じる。
・・・・・・
こんな砂利道を下って、
深川砂川自転車道線へ。
日本なのか、ここは。
・・・・・・
グリーンパーク21で休憩。
夕日でソーラー充電。ちょっと寒くなってきたな。
・・・・・・
コープさっぽろ新ふかがわ店で夕食を購入。
寒い、もうダウンを着ないとだめだ。
北海道民は半袖である。寒さに慣れているのだろうか。
・・・・・・
道の駅ライスランドふかがわに到着。
以前はセブンイレブンかあったような、オハナマーケットという店に代わっている。
それにしても寒い。
今日は、ダウンにふかふか長ズボンに靴下にフル装備で寝袋へ。
地元はまだ最低気温25度以上あるのに、同じ日本でもこんなに違うのか。
あぁ、寒い。
本日のルート↓ 約119km
秋旅 1日目 鹿児島から北海道へ
9月。秋。
鹿児島は、
最低気温25度以上、最高気温30度以上。
まだまだ夏である。
今日の終点は北海道。
気温差も楽しもう。
我が家から33km。自転車で鹿児島空港に到着。
鹿児島から北海道には直行便はない。
なぜないんだ!?
鹿児島の百貨店・山形屋の北海道物産展の売上はぶっちぎりの日本一である。
端と端。気になってしょうがないのだ。
簡単に行けないから、いいのか?
じゃ(うーん)、まず名古屋に行こう。
・・・・・・
自転車を輪行バックに入れる。
自転車を飛行機に載せるのは初めてだ。
32kg以内で、大きさが50cm×60cm×120cm以内。
わが自転車は、
10kg 45cm×70cm×110cm
ちょっとオーバーしている。大丈夫だろうか?
・・・・・・
チケットを発券し、自転車を預けに。
「通りそうですね。では載せてください」
機械に通す。意外とすんなりOK。
「乗り継ぎはありますか?」
「あ、はい、札幌に」
「名古屋から千歳も弊社ですか?」
「そうです、スカイマークです」
「では、千歳まで預かりましょうか?」
「…あ、はい!、お願いします」
それは助かる。
・・・・・・
約一年ぶりの飛行機。離陸時の加速がたまらん。
主翼の先端にハートマークがあるではないか。いいね!
キットカットが無料でプレゼント。
就航20周年だそうだ。そんな昔からLCC(格安航空会社)が?
・・・スカイマークは、LCCじゃないらしい。よくわからんが。
鹿児島~名古屋 4910円であるが、LCCではないようだ。
・・・・・・
15時前、セントレアに到着。国内線乗り継ぎへ向かう。
・・・・・・
待つこと4時間、19時。千歳へ出航。
・・・・・・
21時、新千歳空港に到着。
手荷物受取所へ。
コンベアに載って、荷物がでてくる。
自転車もコンベアに載ってでてくるのだろうか?
・・・なかなかでてこない。
受け取る人が少なくなってきた頃、扉が開き、係の人が持ってきた。
・・・・・・
空港を出る。
さむ~、~~くはない。
調べると気温は20度。
これから道の駅に自転車で向かい体を動かすから快適な気温だ。
自転車を組み立て、出発。
・・・・・・
途中でセイコーマートに。
チキンたっぷりペペロンチーノを購入。
これが早く食べたかったのだ。
1年ぶりのセイコーマート。やっぱ安いよ!
・・・・・・
道の駅サーモンパーク千歳に到着。2年前にも来た。
寝る準備をしていると寒くなってきた。
最低気温は15度予想。
やっぱ冬用の寝袋を持ってきてよかったな。
昨年はよく夏用寝袋で持ちこたえたもんだ。
さて、ベンチで1か月ぶりに寝る。
ベンチ、いいねぇ。
本日のルート↓ 自転車で約40km
九州旅Ⅱ 最終日 無事に帰還
最終日スタート。
帰り着くまでが旅だ。身を引き締めよう。
国道3号線を進む。
普段熊本に行くときは、水俣から日奈久までは高速(無料区間)に乗る。
なので、久々に通る下道。2年前の旅以来だ。
日奈久から水俣は、地味に上ったり下ったり。地味にきつい。
・・・・・・
水俣に到着。ここから国道268号で伊佐へ。
海抜ほぼ0メートルから、500mまで上り続ける。
・・・・・・
上り続けること15km。
ようこそ鹿児島へ。帰ってきた。
こういう地形からも、熊本と鹿児島の文化の違いを感じる。
下ろう。
・・・・・・
Aコープ溝辺で昼休憩。
非常食として持ってきていたカロリーメイトを食べる。
「そん自転車は軽いんじゃろ?」
ママチャリに乗ったおじいさんが話しかけてきた。
「タイヤが細いのと、サドルの位置が高いからですかね」
「ほう、高いと軽くなっとけ?」
「ですよ」
そんな感じで話をする。鹿児島弁、なんか落ち着く。
おじいさんは81歳だそうだ。
その歳でこの山間部で自転車に乗れるってすごい。
・・・・・・
県道40号に入り下り道に。
時速50㎞くらいでガンガン進む。
たまに自転車レースの動画を見たりするが、
「下りが得意な選手。これどれくらいでてますかね?」
「たぶん、80kmくらいでてるんじゃないですかね」
というような実況・解説を聞く。
自分が急傾斜でとばしても、60km強だ。自転車の性能なのか?
・・・・・・
昔学生の頃使ったことがあったが、すぐにはがれてしまった。
あれから、10年近く経っているはずだ。進歩しているだろう。
・・・・・・
・・・
・・・・・・
帰還。10日ぶりの我が家だ。
無事帰ってくることができた。これが一番大事だ。
まぁ、軽い怪我はしてしまったが・・・
今日、明日は休んで、またトレーニング再開だ。
体重を測ってみると3kg減、体脂肪は3%減。
9月には、また北海道に行く。
旅はまだまだ続く。
本日のルート↓ 約120km
九州旅Ⅱ 9日目 炎天下で長距離
6:00前に起床。
オープンシートで寝るのは初めてだった。座ったままでも大丈夫だな。
さて、無料モーニング食べ放題。
食パン3枚にフライドポテト、野菜ジュース、コーンスープ。
今日はどこまで行こうか。
日田から阿蘇に行こうと思ったが、昼から雨みたいだ。諦めよう。
ということは、鹿児島に帰るだけだ。ひたすら南下。
どこを通って南下するか。
福岡~鹿児島は2回自転車で通ったが、2回とも海沿いだ。
今回は国道3号線をまっすぐ進むか。八女から山鹿の山道が気になるが。
あと熊本のニシムタが気になる。寄ってみよう。
それでは出発。
・・・・・・
久留米までは平坦、快適。
・・・・・・
働く女性の家という信号。
近くに施設かなにかあるのだろうか。
・・・・・・
道の駅たちばなで休憩。
地味な坂が続く。この程度が続くなら楽だが。
・・・・・・
山道はたいしたことなかったな。
今後鹿児島から福岡に自転車で行くときは国道3号線にしよう。
・・・・・・
国道から離れ、合志市のアンビー熊本のニシムタへ。
植木温泉を通り、
こんな道を通り、アンビー熊本に到着。
合志市竹迫で展開する大規模商業集積地、続々と店がオープンしている。
そして、鹿児島人が気になるところ。
アンビー熊本は、ニシムタが核店舗だというのだ。
鹿児島をメインに展開するホームセンター。
鹿児島の小売店が宮崎南部に進出するのはおなじみだが、
何かニシムタには感じるところがあった。
そして、ついに、熊本北部・熊本市のベットタウンとして人口増加を続ける、合志市に。
急に北にどんと進出。一番近い人吉店から約100km。
ニシムタは今後も拡大していくのだろうか。気になる。
さぁ、すでにオープンしている『THE FACTORY ニシムタ合志店』へ。
『THE FACTORY』ってかっこよすぎだろ。ホームセンターだ。
軽く店内を見て回る。いいじゃないか。
道路を挟んで、
今後オープンするニシムタのFOOD&GARDEN館。
オープンしたときは、また来よう。
・・・・・・
鮮ど市場菊陽店で昼食。
30℃を超え35℃に迫る気温で、すでに100km走っているが元気だ。
食事と水分補給。塩ミネラル飴を舐め、出発。
・・・・・・
熊本市街を走っていた。大きな歩道を走っていた。
女子中学生が向かいから自転車でやってくる。
私はまっすぐ進む。女子中学生はちょっとよそ見。
女子中学生は、はっとこちらに気づき、ブレーキ、止まる。
私は止まらず低速で避ける。よかった・・・
ガンッ!!
避けた先に、信号機の制御ボックスにハンドルの右側がぶつかる。
バランスが崩れ、コケる。膝を擦りむいた。
旅の終わりが近づいて気が抜けていたのだろう。
昨年7月の旅も帰り着く予定の前日に事故。ドライバーの居眠りで。
まぁ、女子中学生に問題がなくてよかったと思おう。
・・・・・・
道の駅竜北で休憩。気温は35℃を超えている。
そういえば自転車旅をしている人を今回の旅では見かけていない。
真夏で九州を旅する人は少ないのだろうか?
まぁ、35℃超える中、100km以上も走る人は珍しいだろう。
自分でもよく熱中症や脱水症状にならないなと不思議である。
昨年7月の旅も、33~34℃の中、毎日100km以上。
過信してはだめだ。水分塩分ミネラル補給は忘れずに。
・・・・・・
本日の終点、道の駅たのうらに到着。24時間空いてる休憩所がある。
トイレで顔を洗っていると、
「自転車旅ですか?」
おじさんが話しかけてきた。
「はい、そうです」
「よく自転車旅の人来るよ、おとといも来てたかな」
「ですか」
「今日、ここに泊まります?」
「はい、止まらせていただこうかと」
「いえいえ、どうぞ、ゆっくり止まってください」
「ありがとうございます」
この感じ、道の駅の駅長さんだろうか。
「ただクーラーがつかないんだよね」
「あ、いえいえ、慣れてるので大丈夫です」
建物の中で虫もいなくて畳で寝れる、最高じゃないか。
・・・・・・
つばめが沢山いる。
つばめ御殿。毎年つばめの巣が50個も。
道の駅につばめの巣があるのはおなじみだが、この数はすごいな。
・・・・・・
ひざを洗い消毒して絆創膏を貼る。
鹿児島では、当たり前のようにカットバンと呼んで育ったが、地域で呼び方は違うようだ。
帰り着いたら、バンドエイドのキズパワーパッドを試してみよう。
・・・・・・
夕食を食べて、休憩所へ。
無断連泊禁止と大きくと書いてある。
道の駅の常連客から毎日のように泊っている人がいると声があったそうな。
たまに道の駅の24時間空いてる休憩所に、
ホームレスor浮浪者おじさんがやってきて横で寝ていることがある。
そういう方々だろうか。だがこんな田舎にそういう人がいるのだろうか。
そんなことを考えながら就寝の旅最後の夜。
本日のルート↓ 約170km
九州旅Ⅱ 8日目 対馬縦断
深夜1:30。窓口に向かう。乗船券購入。
・・・・・・
2:25出航。また仮眠。
・・・・・・
4:45厳原着。
7:00くらいまで船内でゆっくりできるようだ。途中下船はできないが。
下船。雨だ。ターミナル内で朝食にしよう。
雨の予報ではないから、すぐにやむだろう。
食後外に出ると、道路は濡れていたが、雨はやんでいた。
では出発。
繁華街を抜けて、
大通りへ。正面に八幡宮神社。
大通りにでて港側をみると、
想像していたより街だ。
厳原地区は、2000年頃まで離島では珍しい人口集中地区を形成していたようだ。
国道を北に進む。
先ほどと違い歴史を感じる。
石垣塀が続く大通りを思い浮かべる。
・・・・・・
空港のある美津島町にやってきた。
石屋根倉庫。
万関橋。
橋を渡って、展望所へ。
ポコポコと広がる緑。
独特の地形だ。
反対側を見ると、
まぶしい。
・・・・・・
御嶽やまねこトンネル。
走っていて至る所に、ヤマネコ注意やヤマネコ目撃求むとある。
日本国内に分布するネコ類は、イエネコを除けば、
対馬のツシマヤマネコと西表島のイリオモテヤマネコの2つのみ、だそうだ。
ツシマヤマネコは2010~2012年の調査で、70~100頭と推定され減少傾向。
絶滅する動物たち。人の影響があるのは確実だろう。
・・・・・・
トンネルをぬけたあと、御嶽公園というのがあったので昼休憩にしようと思ったが、
圏外。4Gから3G、Hに下がるではなく。全くの圏外。
まだ先に行こう。
・・・・・・
この花はなんだろう?雑草ではないようだが。
韓国展望所。ここで休憩しよう。
建物から韓国を展望しようと思ったが、
韓国人観光客が入れ替わり立ち代わり常にいる。
ちょっと離れたベンチで昼飯を食べて昼寝。
・・・・・・
三宇田浜海水浴場。ここも韓国人だらけだ。
昨今の情勢は影響ないのか?それともこれは激減後の人数だろうか。
シャワーが無料だったので浴びた。旅前日以来、体を流した。爽快。
・・・・・・
道路から三宇田浜を見る。エメラルドグリーン。
日本海海戦記念碑に日露友好の丘。
比田勝に向かう。
・・・・・・
比田勝国際フェリーターミナルにやってきた。
大混雑のターミナル内。予定を見るが、すべて釜山行だ。
博多行はどこにあるのだろうか?
地図を見ると離れたところに、九州郵船比田勝出張所とある。ここだろうか?
に行く前に、スーパーで夕食を買っておこう。
バリュ―。五島の三井楽でも寄ったな。入店。
ここにも韓国人観光客。商品を見ながらすれ違う。
みんな大きい。太ってるとかでなく、身長・体格が。
韓国人の平均身長を調べてみると、男女ともに日本人より高い。
女性は、日本人女性より4~5cm平均が高い。そうなのか。
・・・・・・
国内ターミナルとある。博多行で間違いないだろう。
乗船券を購入。15:05発~20:55着。約6時間。
・・・・・・
・・・・・・
博多に到着。
さぁ、どこで寝ようか。
港にあるサンセットパークのベンチで寝ようかと思ったが、
自転車おじさんが先に陣取っていた。
以前、マリナタウン海浜公園で寝たことがあるが、
ここから約8km。しかも今後の進行方向とは違う方向だ。
たまには、ネットカフェにするか。
・・・・・・
快活CLUB板付店に到着。オープンシートでナイトパック。
ソフトクリームにジュース、食べまくり飲みまくりで就寝。
本日のルート↓ 約330km(自転車で約106km)
九州旅Ⅱ 7日目 壱岐めぐり
起床。虫の被害はない。初日二日の場所が悪かったようだ。
港から見える小島神社。陸続きにはなっていない。
船はどこにつけるのだろう。
直食後、出発。今日は一日中、壱岐だ。
なんだこのアニメポスターだらけの建物は!
旅館民宿案内所とあるが。ご主人の趣味だろうか?
・・・・・・
小雨が降っている。
農業・漁業ともに盛ん。壱岐は自給自足ができる島だそうだ。理想だ。
おぉ、休憩所が・・・
・・・・・・
干潮時には陸続きになるようだ。
・・・・・・
壱岐東部漁協に到着。
さっきまでの雲は嘘のように快晴だ。
はらほげ地蔵というのがある。海をみつめるお地蔵さん。
わからないところもいいのだ。
ここから近いところに、
左京鼻。絶景だ。
・・・・・・
繁華街のある郷ノ浦へ。
また雨が降ってきた。
春一番発祥の地。
1859年、春先の強い南風で地元の漁師が大勢遭難。53人の死者が。
その後、漁師たちが「春一」「春一番」と呼ぶようになった。
民俗学者が郷ノ浦を訪れ「春一番」という語を採取、1959年 書籍で紹介。
これをきっかけに新聞などで使われるようになり一般に広まったようだ。
・・・・・・
繁華街に行くと、
な、なんとご立派な!!
塞神社にある男根。
壱岐島に上陸した男たちは男根を女神に見せないと怪我をするといって・・・
面白いではないか。
・・・・・・
黒崎砲台跡と猿岩。
また雨だ。今度は大雨。天気がころころと変わる。
・・・・・・
対馬行きのフェリーターミナルがある芦辺港に到着。
深夜2:25出航だ。
ということで、近くのイオン壱岐で暇つぶし。
・・・・・・
イオンにずっといるのもなんなので、フェリーターミナルに。
乗船券を購入しようとしたが、深夜便は1:30から受付。
土産物屋を見てみると、
「いらっしゃい!どこから来たの?」
自分の話もはじめるおばさん。ここで買っていくか。
・・・・・・
イオンタイムセールまで粘って夕食・翌日の飯も購入。
夕食を食べて、さて、壱岐の華を飲もうか。
一口。二口。三口。
うん。やっぱ焼酎は苦手だ。
・・・・・・
イオンが閉まり、受付がはじまるまでターミナル前で仮眠。
本日のルート↓ 約52km
九州旅Ⅱ 6日目 雑踏
薄暗い中起床。
ここから約9km先の友住発フェリーが7:00出航だからだ。
朝飯を食べて6:00出発。
友住に到着。石畳の道がいい感じだ。
フェリー乗り場に着いた。
乗船券はどこで買うのだろうか?
船員さんがでてきたので聞いてみる。
「乗船券はどうしたらいいんですか?」
「もう少ししたら車がくるよ。おばさんが来てね」
しばらくすると、
軽自動車がやってきた。
「ほら、来たよ!」
船員さんが声をかけてくれる。
車に向かう。おばさんが降りてくる。
佐世保までの乗船券を購入する。
「ほう、佐世保まで。自転車で旅?」
後ろのおじいさんが話しかけてきた。
「はい、昨日、おととい、五島周ってきましたよ。今日は唐津から壱岐に行きます」
おじいさんが、さらに後ろのおじいさんに話しかける。
後ろのおじいさんはあると言ってる。もちろん唐津~壱岐航路はある。
勘違いだったようだ。
・・・・・・
乗船。佐世保まで3時間半。外海で小さいフェリー。よく揺れる。
自分は酔わないタイプだが、酔う人は酔い止め必須だろう。
・・・・・・
もしものときの救命いかだ。RFDというメーカーのようだ。
こういう製品をみるのも面白い。
・・・・・・
久々にワンセグを見る。今まで視聴エリアではなかったからだ。
ネットニュースで文字を読むのと、テレビニュースを見るのは同じ内容でも感じ方が違う。
・・・・・・
札の辻公園。ベンチ下で猫が寝ている。
本日の唐津の最高気温は34℃。こういうところじゃないと寝れなさそうだ。
千鳥橋。橋が水面に映って、メガネのようだ。
・・・・・・
トレーニング器具が設置されている。
懸垂をしてみよう。
順手、逆手、広く、狭く、握ってそれぞれ10回。
旅6日目。毎日異常なカロリー消費だが、そんなに筋力は落ちていないようだ。
筋肉はどれくらい経てば落ちてしまうのか?
筋トレ歴の長い人は、全く体を動かせないようなことがない限り、
2~3週間は筋肉は減らないようだ。
なら旅から帰ってきたあと、すぐに筋トレを再開すれば問題ないということだな。
・・・・・・
まいづるCARROT西唐津店で飯を買ってから、フェリーターミナルへ。
待合所、異常な人数だ。運動着の人が多い。
・・・・・・
乗船。
汚れているのでいつものようにデッキへ。
大繁盛。壱岐の学生が県大会等で本土に来て、その帰りという感じだろうか。
どんどん乗ってくる。搭載人数オーバーではないだろうか?
椅子に座っている人の方が少ない。
ゴザをしいて、座っている集団もある。
年に何度か、こういう日があるのだろう。
・・・・・・
久々の雑踏を味わい、フェリーが壱岐に着く。
フェリーから降りると、車の列。迎えだろう。
ターミナル出口付近では、反省会みたいなのをやっている。
私はターミナルのとなりにある印通寺公園で歯磨きをしながら、それを眺める。
学生時代の部活を思い出す。いい経験だ。
さぁ、寝よう。心地よい海風を浴びながら。
本日のルート↓ 約176km(自転車で約68km)
九州旅Ⅱ 5日目 五島満喫
深夜、小雨で目が覚める。すぐやんだ。
天気予報では曇だったはず、大丈夫だろう。
・・・・・・
また小雨が降る。
天気アプリの雨雲レーダーを見る。
この地域にはかかっていないが、南部には雨雲が来ている。
これは屋根があるところに移ったほうがよさそうだ。
近くに四阿がある。手早く片付け素早く移動。
また寝る。
一時すると、土砂降りだった。よかった。
起床。朝になると雲はなかった。
今日は福江から奈良尾にフェリーで。
福江11:45発なので、のんびりできる。
日差しもいい感じだし、寝袋干してソーラー充電もしよう。
・・・・・・
福江市街に到着。
福江城の石垣を清掃中だった。
商店街。アーケードがあるのはいいな。
六角井。
明人堂。
石とコケがいい感じ。
常灯鼻。
外濠公園から。奥には五島高校がある。
・・・・・・
虫よけスプレーを使い切ったので、ドラモリで再購入。
成分表を見る。ディート10%とある。
虫よけ剤として用いられる化合物。
日本では長らく10%以下の製品しかなかったが、
2016年に30%の製品が認可され販売されている。
ここには30%の製品は見つからなかった。10%製品を購入。
・・・・・・
ターミナルで奈良尾行き乗船券を購入。
子供たちの見送りがあるようだ。実際にこの光景を見るのは初めてだ。
・・・・・・
奈良尾に到着。奈良尾で何かスポットはないかと検索。
アコウの木があるそうだ。
奈良尾神社の鳥居をくぐると、
アコウの木のトンネルができていた。これはすごい。
・・・・・・
国道384号を北上。
教会があった。中ノ浦教会。五島には至る所に教会がある。
遣唐使公園。
水を補給しようと思ったが、花に水をかけるのだろうホースがつながれていた。
・・・・・・
本日の終点、新上五島町有川に到着。
海童神社。クジラの顎骨の鳥居がある。明日が祭りのようでテントに椅子があった。
すぐ近くにフェリーターミナルと一緒になっている鯨賓館ミュージアム。
そして、佐田の山。有川が出身地だそうだ。
・・・・・・
公衆トイレで着替えて、顔を洗って、顔をあげると、
一瞬、鏡だとは思わなかった。芸術作品かと思った。
・・・・・・
近くのエレナで購入し、港のベンチで夕食。
西日が強い。ソーラー充電がはかどる。
日が暮れて就寝。
本日のルート↓ 約91km(自転車で53km)
九州旅Ⅱ 4日目 五島牛乳
快眠。やっと寝れた。
海からの風もあり心地よい気温だった。
干していたTシャツ・スパッツが乾いているか確認する。
乾いて・・・うあぁっ!!
内側が虫まみれである。茶色い超小型蛍という感じ。なんて虫なんだろうか。
払う、飛ぶ、また付く。払う、飛ぶ、また付く。
何度か繰り返していなくなった。
蚊にはやられなかったが、こんな展開があるとは。
ま、夏に虫はつきものだ。
有川通過。
・・・・・・
若松港に到着。
五島市福江に向かう。
待ち時間がそこそこあったので、近くの公園で服を洗う。
・・・・・・
出航。奈留島を経由して福江に。
・・・・・・
奈留島に寄港。
・・・・・・
福江が見えてきた。
・・・・・・
上陸。・・・と、足元を見ると、
ゴムゾーリの一本がちぎれていた。
このゴムゾーリでずっと旅を続けてきた。ついにきたか。
だが店で売っているところがなかなかないのだ。
旅から帰ったらネットで探してみよう。
・・・・・・
武家屋敷通り。石壁が分厚い。
・・・・・・
島というと田んぼがあまりないイメージだが、福江島には平地がある。
女性客が道路で服を脱ぎだして驚いたが海水浴場だ、水着を中に着ていたようだ。
富江町からみる鬼岳。
芝生に覆われているのが特徴的だ。
富江町を通り過ぎると、上り下り山道だ。
集落からの一枚。岩礁と津多羅島。
玉之浦町に入り、道路脇にあるトイレあり休憩所で休憩。
・・・・・・
三井楽町突入。
高浜海水浴場。プライベートビーチ感。
スーパーにやってきた。ダイキョーバリュー。初めて見るスーパーだ。
出前ショップということは、フランチャイズだろうか?
・・・・・・
海沿いにでて、
道の駅へ。
離島で唯一の道の駅。遣唐使ふるさと館。
お、こんなところに。
よく寝ておられる。
・・・・・・
着替えて、ベンチで夕食。
五島牛乳。うまい!
・・・・・・
道の駅で寝ようかと思ったが、暑い。
まだ海沿いの方が風が吹いていいんじゃないか。
ということで、先ほど通った海沿いに戻ってきた。
海風がいい感じ。ベンチもトイレもある。快適。
念のため虫よけスプレーを吹き付けて就寝・・・
?、あのなんだ黒い物体は。
メガネを外していたため、はっきりとは見えない。
メガネをかける。
犬だ。中型大型の中間くらいの黒い犬。
飼い主は・・・ぱっと見近くにはいない。
単独散歩だろうか。
地面の匂いを嗅ぎながら、尻尾を振りながら、通り過ぎて行った。
大丈夫だろうか。
すると、犬がやってきた方から人がやってきた。飼い主だろう?
犬がもう見えない。いつもこんな散歩なんだろうか。
ま、寝よう。
本日のルート↓ 約134km(自転車で約97km)
九州旅Ⅱ 3日目 激安
二日連続、まともに寝ていない。
足首は蚊に刺されまくって発疹まみれ。
今までの旅で虫よけスプレーが大して効果ないことはわかっているが、ないよりはいいだろう。
どこかで買おう。店でおすすめしているやつを買ってやる。
雨が降り出した。雲の流れ的に一時的だと思う。やんだら出発しよう。
日見峠へ。
斜度何%だろうか。振り返ると、
・・・・・・
長崎市街に到着。
諏訪神社。鳥居には鎮西大社。どういうことだ?
鎮西大社というのは通称だそうだ。
地元では「おすわさん」と呼ばれているそうで。
・・・・・・
2年前。2017年4月の旅で野宿した桜町公園にやってきた。
前回来たときは満開の桜だったが、今回は7月。緑いっぱいの桜だ。
・・・・・・
前回は国道206号・大村湾を北上していったが、今回は国道202号・外海に。
水平線が見える。
・・・・・・
上り下り、長崎漁港のある三重地域にやってきた。
ここで昼飯を買っておこう。ダイレックス三重店に入る。
入ってすぐに、虫対策コーナーがあった。
虫よけスプレーを2本を手に取る。
値段もあんまり変わらんし似たようなものだろう。
さらに、食パンとおつとめ品の半額カニカマ2つ。精算。
・・・・・・
目星をつけた昼休憩場所へ。
永田いこいの広場。軍艦島が見えるようだ。
・・・・・・
昼休憩所、雪の浦PAに到着。よかったトイレもある。
トイレに上がる段差にセミの抜け殻があった。今年初めて見たな。
昼飯を食べて、本日どこまで行くか考える。
五島には、崎戸からでるフェリーで行くつもりだ。
フェリーの時刻表を調べる。
上り下りそれぞれ1日1便だ。崎戸から五島行きは、15:20発。
というと今日乗ったほうがいい。ここから28km、十分間に合う。
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大島大橋を渡って、
いい風景だ。近くのスーパーに向かう。
スーパーに向かう坂道を進んでいると、スク水小学生があいさつしてきた。
こちらもあいさつを返す。
まだこういう地域も残ってるだよな。無くなってほしくない。
マミーズ大島店に到着。早速総菜コーナーへ。
・・・安い!!
しっかりサイズのコロッケ4個で100円。ほかも驚く安さだ。
長野県上田市のスーパー ラ・ムー以来の衝撃だ。
・・・なるほど、ラ・ムーを展開している会社だったか。安さに納得。
いや、なぜこの安さで販売できるのか。すごい。
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崎戸フェリーターミナルに向かう。
海が綺麗だ。
海の青、空の青。
船影が海底に映るほど澄んでいる。
池があった。水草の花が咲いている。
あともう少しだ。
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崎戸フェリーターミナルに到着。
早速、乗船券を買う。
「自転車で友住まで」
「おぉ、自転車で。五島を自転車で回るのかい」
「はい」
話しながら手続きをする。
「自転車ってどうするんだっけ?」
受付のおじさんが、奥にいるおばさんに話しかける。
おじさんは初心者のようだ。おばさんから指示される。
こんな田舎な感じいいねぇ。落ち着く。
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さぁ、フェリーがやってきた。
車も横から載せるのか、こういうタイプのフェリーは初めて見た。
乗船、デッキへ。
早速、飯を。
ナポリタン。この量で100円。通常なら300円くらいしそうだ。
もちろん美味い。
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江島、平島を経由して、五島・中通島の友住に着く。
江島。
平島。
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友住に到着。ここから4km程走って、白浜地区野営場へ。
橋を渡って、頭ヶ島に。
上り、山稜の道路を進み、脇道に入り、うねうねと下っていく。
集落にでた。ものすごく静かだ。
野営場に自転車を置いて、周辺を散策。
教会がある。
立派な教会だ。
頭ヶ島の集落。
世界文化遺産。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の一つだ。
「病人の療養地として人が近づかなかった頭ヶ島を移住の適地として選び、
仏教徒の開拓指導者のもとで信仰をカモフラージュしつつ移住し、
ひそかに共同体を維持した。」と。
教会を見ていると、
キィーーン!!
裏の山に鹿がいた。慌てて山へ戻っていく。
鹿の鳴き声を聞いたのは初めてかもしれない。
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教会から離れ浜へ。
砂浜が綺麗すぎる。白くさらさらの砂。
浜の前の広場の方が快適そうだったので野宿場所を変更。
飯を食べて寝る準備。
しかし、あまりにも静かで人の気配を感じず少し怖い。
見えるところにカトリック共同墓地がある。
この集落に人は住んでいるのだろうか。
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暗くなり民家に明かりがついた。なんか安心。
ここまで過ごして蚊はいなさそうだが、とりあえず虫よけスプレーを。
波の音を聞きながら就寝。今日はよく寝れそうだ。
本日のルート↓ 約132km(自転車で約90km)