九州旅Ⅱ 2日目 睡眠不足
何とも言えない起床。
寝袋に入れば暑い、入らなければ蚊に刺される。
ほぼ寝なかったに等しいだろう。
景色はいい。
本日は長崎まで行く。
フェリーで、長島、天草、島原という経路。
さて、今回の旅で何回フェリーに乗るだろうか？
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天長（てんちょう）フェリー諸浦（しょうら）港に到着。
7:10発に乗船。
獅子島を経由して、天草の中田に着く。
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獅子島に到着。
鹿児島最北端である。
本土の鹿児島でフェリーじゃないと行けないところがあるのは不思議な感じだ。
化石の島だそうだ。また次回に上陸してみよう。
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中田に到着。
天草を北上だ。
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長崎に渡るフェリー乗り場があるところに近づいてきたとき、
フェリーが港にやってきていた！間に合うか！
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ターミナルに着き、乗船券を買い、すぐに乗船。間に合った。
次の便は45分後。運がいい。
島鉄。島原鉄道が運営しているフェリーだ。鉄道会社がフェリーもやるのか。
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口之津港に近づいてきた。
なんばん大橋。
海の資料館や旧税関跡へ港をまたいで直接行けるように架けられているそうだ。
昼休憩にしよう。近くのスーパーで昼飯を購入。
「口之津ショッピングセンター サンピア」チェーン店ではない感じだ。
港に戻り、緑地公園で昼食・休憩。ソーラーパネルで充電。
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昼寝して万全。出発。
国道251号を長崎市に向かって進む。
海沿いを走るのは気持ちがいい。基本平地なのもいい。
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急ににぎやかな街が現れた。
小浜温泉。こんなところに温泉街があるとは知らなかった。
なんだこれは？
蒸し釜。いろんな食材がある。うまそうだ。
裏に回ると、
おぉ！
暑い、熱い。ただでさえ自転車で脱水しているのに、さらに脱水。だがいい。
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温泉街を後にし・・・、海沿いの平坦な道が終わる。
平地があるなら平地がいいということで海沿いの小さな道を見つけた。
いいねぇ。路面はガタガタだが、坂を上るよりはいい。
と、道路脇に白い軽が1台止まっている。汗を拭きながら青年が出てくる。
こんなところでどうしたのだろう？
過ぎ去り、振り返ってもう一度見る。何か変だ。
車が傾いている？・・・左側が側溝に落ちていた。
側溝には水がたまり藻が生え、ぱっと見地面に見える。やってしまったか。
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上り下り、高低差が結構あり、疲れる。だらだらびっしょり汗。
水分補給に塩分チャージ。
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本日の終点、結の浜マリンパークに到着。
着替えてから近くのAコープ田結店で夕食購入。
だいぶ早いが17時前に夕食。
少し休憩してから、浜へ。
人工海水浴場だそうだ。
2013年にはアカウミガメが産卵しふ化。いい環境なんだろう。
猫がたくさんいる。餌をあげる人がいるのだろうか。
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野宿準備。屋根のある広いベンチを見つけた。
暑いから寝袋は敷いて、上に寝転がる。
・・・またまた蚊が多い。
蚊取り線香に火をつけためライトをつける。
すると四方八方猫に囲まれていた！
なっ、なんだ。どういうことだ。なにかされるのか！
まぁ、いいや。蚊取り線香に火をつける。煙が上がる。
・・・全く効かない。
今日も寝れそうにない・・・。明日虫よけスプレーでも買ってみるか。
本日のルート↓ 約116km（自転車で約95km）
九州旅Ⅱ 1日目 パンクから始まる旅
2019年の7月は、五島、壱岐、対馬を目的地として旅をしよう。
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今回は初心に帰ってクロスバイクで旅をしようということで整備。
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旅前日の夜中。映画『天気の子』がどうだったと聞かれ、
主人公が銃を拾ってという話をしていると、
「バン！！」
爆音が聞こえ、なんだなんだと。
家の中から外にライトを向けいろいろ確認するが、よくわからず。
不安を抱えながら就寝。
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朝外に出て自転車を見ると、タイヤがパンクしていた。
ふぅ、あの爆音はパンクの破裂だったのか、安心。
いや、安心ではない。この自転車で旅をするのだ。
予備のチューブと交換し、空気を入れる。
目標の空気圧まであと少し・・・
「バン！！」
「おあっ！」
またパンクである。もう予備のチューブはない。
しっかりと取り付けたので、原因がわからない。
この自転車で旅をするのはやめないさいということなのだろうか。
2018年7月の四国旅は事故をされてしまった。
昨年は、四国を旅すると決めたら、西日本豪雨で。
今年は、五島・壱岐・対馬を旅すると決めたら、その地域に大雨特別警報。
なんとなく流れが似ているような気がする。
アクシデントに気を付けなさいという神の教えか。
身を引き締めよう。
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準備をし直す。
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準備完了。さぁ出発！という時に、
足元にカミキリムシがやってきた。
カミキリムシさんも見送ってくれるのか。
それでは、出発！
Aコープ市比野で昼食を買い、近くの道の駅樋脇で休憩。
足湯があったが、あまりにも足がよごれていたのでやめた。
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タイヘイヨウアカボウモドキ、珍しいクジラが漂着したようだ。
世界で7番目。未知のクジラ、何者なのだ。
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阿久根市街を通過、長島町に向かう。
脇本海水浴場。こんなところがあるとは。
入口には、ローカルサーファーとビジターの揉め事が多発していますと書いてあった。
サーフィンはまた経験がない。
初心者にやさしいところでやってみたい。
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トゥモロウ脇本店で夕食を購入。
鹿児島にトゥモロウというスーパーがあるとは知らなかった。
お隣の出水市を中心に展開しているスーパーのようだ。
総菜が魅力的！！
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黒之瀬戸大橋を渡って長島町に。
橋を渡ってすぐの道の駅黒之瀬戸だんだん市場で野宿しようと思ったが、まだ暮れるまで時間があるのでもう少し先に。
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道路端にツワブキが沢山ある。観賞用だそうだ。食べちゃダメだ。
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杉らしきものでできたクマさん、いや、パンダさん？だ。
でかい。
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本日の終点、赤崎橋パーキングエリアに到着。
トイレも水飲み場もある、すばらしい。
ただ虫が多い。
このために、蚊取り線香を持ってきたのだ。
蚊はいなくなったようだが、ハネアリはいなくならない。
約3か月ぶりの野宿。
夏の野宿。
これはこれでいい。
本日のルート↓ 約100km
春旅 11日目 イオン
雨のため、イオン柳津でのんびり。
春旅 10日目 郡上満喫
起床。畳でよく寝れた。
外に出てみる。
寒い！
最低気温を調べると、
マイナス1度！
やっぱり旅をする時期・場所を間違えたようだ。
太陽が出てちょっと気温が上がってから出発しよう。
午前9時頃出発。郡上市へ向けて。
長良川、きれいだな。
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郡上市に到着。
なんと雪が残っているではないか。郡上は4月でも雪が降るのか。
さて、散策。
吉田川の右岸から進もう。
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宗祇水。湧き水。名水百選の第1号だそうだ。
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安養寺の桜。見上げる男性のポージング、見事だ。
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吉田川に架かる新橋から、
ずっと見ていたくなるなぁ。
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郡上満喫。観光のしがいがある街だな。癒される。
今度来ることがあったら、旅館に泊まってぼけーっとしたいな。
さて当初の予定ならば、
ここから白川郷・飛騨高山に行くつもりだったが、
この気温じゃ無理だな。また今度にしよう。
さらば、郡上！
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美濃市まで下ってきた。すると、
なんだこれは！
美濃まつりの花みこしだそうだ。
大きく美しい。
偶然にも出くわす、これも旅の醍醐味。
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本日の終点、道の駅柳津に到着。
食後ゆっくりしていると、
ま、まぶしい。
駐車した車のヘッドライトが直に当たる。
そして、ライトを消す気配がない。
ま、慣れている。よくあることだ。
なぜだろうか？調べよう。
yahoo知恵袋に似たような意見があった。
コンビニ等で夜間ライトを消さないという質問だ。
解答は、オートライトの消し忘れ、
特殊なライトで寿命を気にして（点灯直後に一番負荷がかかるから）
などであった。
ヘッドライトが当たり続けて15分くらい経った頃、
車は出て行った。
この運転手の場合は、どういうパターンだろうか。
さ、寝よう。
本日のルート↓ 約80km
春旅 9日目 平成
起床。
昨日のエロおじさんはすでに出発したようだ。
こちらも出発しよう。
岐阜県関市に到着。
関市は、日本の人口重心があるところだそうだ。
バロー関ひがし店で昼食購入。
ひがしが漢字だと関東(かんとう)店と読まれてしまうから、ひらがななのだろうか。
近くの北後公園で食事、昼寝。
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桜を石の鳥居がなんともいいね。
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さぁ、平成も残りわずか。平成最後の4月である。
最近なにかと話題の、
道の駅平成にやってきた。
1989年の平成改元の際に注目された、旧 武儀町の平成(へなり)地区。
まさか、元号が平成になって注目されるとは思わなかっただろう。
へなりという地名は安土桃山時代の太閤検地ですでに記述があり、
江戸時代に平成という漢字があてられたそうな。
平成・令和グッズが沢山。
平成タオルを土産にしよう。
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道の駅平成をあとにし、県道80号を西へ進み出してすぐ、
お、NHKゆく年くる年放映の寺、岐阜最古の寺、高澤観音日龍峯寺。
調べてみると、2018~2019の年越で除夜の鐘の中継があったようだ。
平成から令和への元号変更への地元の人たちの思いで選ばれたようだ。
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県道80号から脇道に入り、長良川に出てきた。
国道156号に合流する直前、
空地に猿の集団が。
私に気づいてすぐに去っていった。
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本日の終点、道の駅美並に到着。
明日の最低気温は０℃予報。
24時間空いている休憩所があってよかった。
本日のルート↓ 約77km
春旅 8日目 虹で忍者で宿場で川渡ってエロ
起床。霧がかかっている。
寒い。早く出発しよう。
伊賀市にやってきた。
おぉ、虹が出ている。
だいぶ低い虹だ。
久々に見たな。
伊賀と言えば、伊賀忍者。
侵入者としてつけられていたりしてな？笑
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国道25号を進み、加太越を越え、亀山市へ。
国道1号に合流してすぐ、
関宿に入った。
今も残っているのがすごいな。
気持ちがいいな。
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みずきが丘の中央公園で昼休憩。
小学生が帰宅の時間だ。
ぞろぞろと公園を経由して帰っていく。
そして公園で昼寝をする吾輩。
不審者じゃないぞ。
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フラワーロードを通って、
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愛知県に突入。
木曽岬町は、木曽川の東側なのになぜ愛知県ではなく三重県なのだろうか。
昔は、木曽三川がごちゃごちゃして河川湖沼が入り乱れ、洪水が多発し、
人々は輪中という堤防でぐるりと囲った集落で暮らしていたそうな。
そして治水工事で多くの川・湖を撤去し、
木曽三川はそれぞれ一本になったそうな。
その際、現在の木曽川の東側に位置することとなり、
やがて現在の弥富市との間にあった小さな河川もなくなり、
愛知県と陸続きになったそうな。
三重県だが、郵便番号も市外局番も愛知県の番号だそうだ。
面白い。
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ザ・ビッグエクストラ弥冨店で夕食購入し、
本日の終点、道の駅立田ふれあいの里に到着。
2年前に寄ったところだ。
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食事をし、寝る準備をしていると、
「お、ここで寝るのか？」
黒金ジャージをおじさんが話しかけてきた。
「そうですね。自転車で旅してるので」
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そこから話すこと３～４時間。
船で世界を周ったエロい話を聞きづづけた。
いやぁ、すごいおじさんだ。
「お、そんな時間か。付き合ってくれてありがとうね」
「いえいえ」
とてもエロいおじさんだった。
書ける内容ではない。
眠い、寝よう。
本日のルート↓ 約103km
春旅 7日目 雨の名張
午前8時過ぎ、ネットカフェを出る。
雨だ。
今日は一日中雨ということで名張に留まる。
家の門みたいなところにしめ縄。
塀の向こうには木、その木の向こうは崖で川だ。
なんなんだ？
看板があった。
道路向かいにある宇流冨志禰神社がもともとあった場所ということか。
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上本町サンロード。いい味が出ておる。
アーケードを抜け、そのまままっすぐ進むと、
先ほどの神社の鳥居があった。そして松の木。
道路の真ん中に立つ神木。これからも長生きしてください。
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イオン名張店に到着。夜までヒマつぶしだ。
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イオンが閉まったので、朝日公園に。
昨日下見した四阿で野宿。
雨は止んでいるが、木造ベンチは湿っている。
こういうときのために大きな厚いゴミ袋を持ってきているのだ。
ゴミ袋を敷いて、寝袋に入って、就寝。
