自転車旅なのに、歩き旅である。
本日の目的地を、神恵内村(かもえないむら)の道の駅に決定。
自転車を押しながら歩き始める。
泊村に入ってすぐ、原子力発電所があった。
わが地元・鹿児島の川内原発は再稼働しているが、その他の原発で働いていた人々はどうなっているのだろう?
泊村の渋井神社近くの幅の広い歩道でフロントギア工作開始。
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これは、今日も完成しないな・・・
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14時、日が暮れるまでに道の駅にたどり着きたいので作業を切り上げる。
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岩内警察署泊駐在所近くの四阿に自転車旅らしき人が寝ていた。
なかなか歩き旅もいいものである。
自転車旅で気づかないところにも目が行く。
至る所で、水が噴き出している。
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神恵内村中心部を歩く。
「ヘイ!」
声の方を見ると、先ほど寝ていた旅人が上半身裸で自転車漕ぎながら手を振っていた。
こちらも手を振り返す。
やっぱり、北海道は何か違う。
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本日の終点、道の駅オスコイ!かもえないに到着。
ゴムゾーリで約30km歩いた。擦れて一部皮膚が黒ずんでいる。
さ、夕食だ。夕日を見ながら。
駐車場には、車中泊するであろう車が2台。
その2台の人たちが話をしている。
聞こえてくる話に耳を傾けていると
片方がどうも鹿児島弁なまり共通語を話しているように聞こえる。
話がひと段落したんだろうか、こちらへやってきた。
「自転車で旅してんのけ?」
やっぱ鹿児島人だ!
「そうです。鹿児島から来てます」
「おいもじゃが!、こげんとこでかごっまんひとにあっとわな」
なんか地元に帰ってきたような感じ。
土建業の社長だったが、今は息子に譲って、自由にしているらしい。
方向が同じだったら明日でも飯おごると言われたが反対方向。
というとお菓子をどっさり持ってきた。パチンコの景品だそうだ。
ありがたい。
さらにもう片方の車旅の人もやってきてトマトをもらった。
野菜はあまりとってないから、助かる。
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日が暮れてみなさん就寝。
本日のルート↓ 約29km