能登半島をぐるっと周ろうと思ったが、明日から雨で厳しいと思い、七尾市までに。
とgoogleマップを見ていると、羽咋市から七尾市にかけて平野が広がっている。
盆地や海沿いの平野と違い、不思議だ。
調べると邑知潟平野(おうちがたへいや)というらしい。
地溝帯といい両側を断層に挟まれて陥没してできたものをいいます。と。
というと昔はこの平野は両側の山とつながった山だったということか。
一方、どの時代か、地溝帯の陥没が深かったのか、海だった頃もあったのではという見方もあるようだ。
七尾から羽咋にかけて水路でつながっていたという資料もあるようだ。
輪島はその名の通り、「島」だったのか?
うーん、考えるのは楽しい。
すると、屋根が真っ黒である。
能登瓦といい、なぜ黒いのかというと、
「屋根の上に積もった雪が、早く解けて滑り落ちやすいから」
の説が有力らしい。黒は光を吸収し熱に。なるほど。
街並みが美しい。
・・・・・・
道の駅万葉の里高岡が本日の終点。
24時間空いてる休憩所があったが、入ってみると宿泊禁止を書いてあった。
長く居座る人がいたのだろう。外の休憩室近くのベンチで寝る。
・・・・・・
コンコン
?
休憩室の内側から窓をおじさんが叩いている。手招きしている。
中に行ってみる。
「中で寝ていいよ。俺の縄張りだから」
ほう。何人もすでに寝ていた。日雇い労働者というところか?
「あそこに防犯カメラがあるからよ、そこらへんがいいんじゃないか」
と言われ、そこに寝袋を敷いて寝ることに。
いろいろ話をして最後に缶コーヒーをもらって就寝。
本日のルート↓ 約89km