デテカエル

自転車旅・野菜果樹栽培のブログ

九州旅13日目 歴史

深夜、続々と車やバイクが集まりだす。

 

異常なエンジン音。

 

人の笑い声、大声。

 

寝袋を頭までかぶって寝ていた私は、目が覚めた。

 

どうも、こういう人たちの集合場所だったらしい。

 

寝袋をかぶったまま顔を出すことなく、いなくなるのを待つ。

 

騒ぎがなくなったのは、それから2時間後くらいだった・・・・・・

 

 

 

13日目スタート。

 

佐賀関中心部に向かう。

 

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でっかい煙突が現れた。調べてみると200mもあるらしい!

 

佐賀関は、精錬所のある港と関サバ関アジなどの漁港を中心に栄えた町みたいだ。

 

半島の付け根に市街が広がっている。歴史を感じる街並みだ。

 

海沿いを南下し、臼杵市に。

 

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こいのぼりがずらーっと川沿いに泳いでいる。

 

熊崎川のアジサイロードというらしい。

 

ということは、時期がくると名の通りアジサイが咲くということか。

 

その風景も見てみたいものである。

 

臼杵市街に到着。臼杵城に。

 

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大東亜戦争全般作戦図というのがあった。

 

こういう時代があって、私たちが生きているわけだ。

 

・・・・・・・・・・・・

 

津久見市佐伯市を通り、道の駅かまえに到着。ここで寝よう。

 

歩いていけるところにマルミヤストアというスーパーがあったので夕食を買う。

 

道の駅に戻ってきて夕食。

 

するととなりのテーブルにおじさんがやってきてつまみにビールで。

 

「自転車旅、俺もやってたんだよ」

 

と話しかけてきた。

 

旅をしているときに工芸品職人と出会い、職人になり、現在はテングサを採っているらしい。

 

いろんな旅話を聞いた。怖かった話が、

 

自転車旅をしていた大学生が、おじさん達に飲もうと誘われて、

 

飲まされてつぶれて、目が覚めたら荷物盗まれて、

 

自転車は川に捨てられていたというのだ。

 

うーん、余程いい恰好をして自転車旅をしていたのだろう。

 

自分は、こわれそうなクロスバイクに、薄汚れたTシャツ短パンゴムゾーリだ。

 

大丈夫だろう・・・・・・

 

別れ際に、鹿の角を加工したキーホルダーを貰った。すごい。

 

飯食ってボケーとしていると、シニアカーに乗った老人が道の駅の駐車場でぐるぐる回りだした。

 

練習だろうか、楽しんだろうか。何度かやってきた。大丈夫な人なのだろうか・・・

 

 

本日のルート↓ 約85km