デテカエル

自転車旅・野菜果樹栽培のブログ

パラミツ(ジャックフルーツ)の栽培① 日本で大した設備もなく収穫までできるのか?

パラミツ面白そうだな。

 

2019年11月、苗を買いました。

 

f:id:AzumaHisahi:20200621141738j:plain

 

ja.wikipedia.org

東南アジアなど温かい地域で栽培されていて、栽培適温は20~30℃、耐寒性は10℃のようです。

 

鹿児島でも真冬の最低気温は10℃を下回り、まれに氷点下になることもあります。

 

外の気温は10℃を下回っても、室内は10℃下回ることはないだろう。

 

そう思い、夜間に室内にパラミツを置くボックスを作りました。

 

f:id:AzumaHisahi:20200621155128j:plain

 

2重のプチプチで外気をシャットアウト、温度が急激に下がるのを防ぐ。

 

なかなかいいものができたのではないでしょうか。

 

早速、昼は30℃近くになるハウスに、夜はボックスに出し入れする日々。

 

 

 

が、しかし!

 

どんどん葉っぱが枯れて落ちていく・・・

 

箱に入れれば何とかなるというお気楽モードでは駄目なようです。

 

耐寒性10℃とは大きくなってからのことだろう。

 

1年目はもっと高い温度にしなければならないようです。

 

なんとかせねば・・・

 

f:id:AzumaHisahi:20200621141752j:plain

 

amazonで12vのヒータープレートを購入しちょっとした工作をして、熱源確保。

 

f:id:AzumaHisahi:20200621155114j:plain

 

プチプチの上にさらに段ボールを張り、物置にあった温度計(水槽用だが)を設置。

 

これで温度管理はバッチリだ。

 

どんなに寒い日でも15℃以下になることはない。

 

これでもダメな時は諦めよう。

 

一週間ほど、この環境に置いていると、

 

f:id:AzumaHisahi:20200621141746j:plain

 

新芽が出てきた!

 

一安心、なんとか冬越えできそうです。

 

・・・・・・

 

f:id:AzumaHisahi:20200621141755j:plain

 

昼はハウスに出して、夜はボックスに入れる、を繰り返して5か月。

 

最低気温が15℃を下回らなくなった2020年5月に大きな鉢に植え替えて常時屋外栽培に移行しました。

 

2020年6月現在の状態が以下の写真。

 

f:id:AzumaHisahi:20200621141801j:plain

 

どんどん葉っぱが増えてきました!

 

葉っぱが枯れて落ちていくときは、こりゃだめかと思いましたが・・・よかった!

 

しかし喜んでばかりいられません、また冬はやってくるのです。

 

夏にぐんぐんと成長し大きくなるであろうパラミツを、次の冬はどうやって乗り越えさせるか・・・

 

ま、暖かい今は成長を楽しんで、寒くなりだしたら考えます!

 

冬に経過報告します、では!

 

 

 

次回の記事はこちらから⬇️